モンテッソーリ教育の考え方とリアル

育児をするママさんパパさんなら耳にしたことある方も

少なくないのではないでしょうか。

私も初めての育児にあたってどんなふうに育児をやっていけばいいのか

育児について色々調べているなかでこの本に出会いました。

 

モンテッソーリ教育とは、

『子どもは自らを成長させ、発達させる力をもって生まれてくる。したがって大人である親や教師は、子どもの成長要求をくみ取り、自由を保障すると同時に、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない』

ということなんです。

つまり、子どもは自己成長するからそれを邪魔しないで見守ってあげるべし！

ということですよね！

ですがおうちで育児をしている中でずっと意識してモンテッソーリ教育をしていくのって

実際はとっても大変じゃないですか？！！

私は育児初心者ながらも‘‘こんな育児がしたいな’’という理想はあったので

意識をすることを心がけて壁にメモを張りまくりでしたが

双子君が2歳6ヶ月ごろからそれを意識していた記憶がありません。

そのたくさん貼ってあるメモを全く見ていなかったんです。

私にとって2歳の双子君との生活は生きていくだけで必死でした(笑)

もしかしたらあえて意識しないようにしていたのかもしれません。

 

モンテッソーリ教育の考え方はとても素晴らしいのに

それをうまく取り入れれなかったのかなと感じた私が、

これから育児やモンテッソーリ教育を始めたい方に少しだけ

アドバイスをお伝えしたいと思います！

 

 

モンテッソーリ教育と向き合う時の注意点2選

注意点①モンテッソーリ教育の知識をないがしろにしないこと

モンテッソーリ教育の知識だけではなく

育児そのものの知識を取り入れることは私はとても大事だと思います。

子どもの成長をやり直すことはできません、

すぐに子育ての答えがでるわけでもありません。

でも私は‘‘あの時これをやってあげれればよかった’’と後悔だけはしたくありません。

なのでたくさん調べてどういう育児方針で向き合えばいいのか

悩みに悩むことが必要なことだと私は思います。

そして子どもと遊んでる中で知識がたくさんあれば遊びの応用を促せて

子どもの才能や潜在能力をより引き出すことに繋がります。

何がどう良くてどう子どもに良いのか根拠がある方が子どもにも説明しやすいと思います。

 

注意点②モンテッソーリ教育を意識しすぎること

注意点①で知識を取り入れることをおすすめしましたが、

その知識にがんじがらめになって

‘‘〇〇をやらなきゃ’’とか‘‘△△をすれば絶対この子のためになる’’など

知識を出すことが優先的になっていたら要注意です！

例えば上記で紹介した本で言うと、

『フロー状態＝集中している瞬間』を大事にすることが

子どもの才能を引き出すことだと示しております。

我が家の双子君が一番フロー状態に入りやすい瞬間は

最近ではジグソーパズルをしているときです。

双子君がジグソーパズルを始めたら話しかけることや

他ごとで気がそれることをしないようにしています。

ですが決してフロー状態の回数を増やしてほしいから

私が意図的にパズルで遊ぶ時間を積極的に増やすなどはしません。

 

育児というのは思い通りにいかないことが当たり前です。

モンテッソーリ教育や他の知識を意識しすぎると

親のエゴになってしまうので親はモンテッソーリ教育の考え方にもあるように

子どもの自発的な活動を援助する存在だということは常に心がけましょう。

 

 

『良い育児』をすることとは？

改めて言いますが私は

モンテッソーリ教育の考え方そのものはとても素晴らしい育児方針だと思います。

私もできることなら双子君が自ら考えて行動したことは全てニコニコ見守ってあげたいところです。

ですがおうちの中ですべてそうすることは無理です(笑)

私は知識にがんじがらめになって理想の育児ができない自分をダメな母親だと思っていました。

ですが私は冒頭にもお伝えしたように

2歳の後半から知識のがんじがらめの反動で「理想の育児」から逃避しておりました。

逃避しなければいけないほどだったんですね(笑)

実際２歳の双子育児、、、決して容易ではありませんでした。

双子育児をしながら自分を見失わないようにすることに必死でした。

その時期を乗り越えた私が言えることは

良い育児とは、子どもとしっかり向き合うことだと思います。

自分の子どもの性格や特徴をしっかり様子を見ながら一緒に過ごすことが

まずは何よりも大事なことだと思います。

できないことは諦めて保育園や児童センターなどプロに任せればいいんです。

今しかないお子さんとの時間を楽しむためのアイテムの一つとして

モンテッソーリ教育があるという位置が良い向き合い方かなと思います。

 

育児について悩んでるかたの参考になれば幸いです。

今日も育児も無理なくやっていきましょう☆