離乳食卒業後の食生活はどうなる？

生後6ヶ月ごろから約1年間離乳食で食事の練習をする赤ちゃん。

ですが1歳6ヶ月を過ぎて離乳食もそろそろ卒業かなというころふと思うのは

‘‘そのあとの食生活ってどうなるの？’’ということ。

当時の私は離乳食後の食事に関する情報が激減する印象を受けていて、

住んでいる市町でも食事に関する集いが開催されるのは主に離乳食期…。

離乳食はあれだけ手間暇かけてたけど

大人の食事の取り分けなどで本当に大丈夫なのか不安になりませんか？

そこで当時の私は

離乳食を経て食育に興味を持ったこともあり、

食育について自分で調べてみることにしました。

結論から言うと決して大人と同じ濃い味ではいけません。(笑)

ですがもう離乳食ほど頑張れないという方や、

食事以外もどんどん大変になるから無理という方の気持ちも

痛いほど分かります。

双子育児をしていて食育が思い通りにいくわけがありません。(笑)

 

そこで今回は離乳食後に最低限意識していけたらいい栄養素について、

それをふまえて我が家の双子の身体はどうなったかまで

ご紹介させていただきます。

心が折れない程度にまずは知識として頭に入れてみましょう！

 

 

最低限必要な栄養素2種はあれに含まれている？！

１歳半検診でのできごと。

保健士さんに牛乳とチーズの摂取量だけ聞かれたんですよ。

なんで乳製品だけなの？と思ったのですが逆に言えば

これは乳製品の摂取がどれだけ大切かを意味してるとも言えますよね。

(他の栄養についても教えてよって思いましたが。笑)

 

では牛乳に主に含まれている栄養、

それはカルシウムと鉄分です。

 

カルシウム

・別名「命の炎」

・骨や歯の主要な構成成分である

・神経興奮の抑制

・筋肉収縮

・血液凝固作用の促進など

上２つほどはイメージ通りですよね。

ですが！実はその摂取には時期が決まっていることはご存じでしたでしょうか？！

☆骨を強くできるのは思春期まで

　男子：14～16歳　女子：12～14歳が骨を作る働きをするピークなんです！

男子17～18歳、女子15～16歳になると骨端線という成長線が閉じ、

この時期を過ぎてから食事や運動でいくら努力しても大きく増えることはないんです。

【最大骨量は骨の一生の基盤】と言われるように

ピーク時に向かってその年齢に必要なカルシウムを摂取しておけば

子どもが大人になってからも強い身体をプレゼントしてあげられます。

 

鉄分

そもそも鉄分不足だとどうなるのか？

・疲れやすい、だるい

・集中力がない、落ち着きがない

・身長、体重の伸び悩み

・運動能力も下がる

・言語、認知能力の低下

たった一つの「鉄分不足」が子どもの成長にこれだけ影響を及ぼすんです！

年齢が上がるにつれて運動量も上がっていきます。

「スポーツ貧血」という言葉があるくらい

発汗するだけで鉄や亜鉛が不足していきます。

だから鉄分も不足しないように摂取を心がける必要があるんですね。

 

2種類の栄養素はなんとなくご理解いただけましたか？

保健士さんが気に掛けるほど意識したほうがいい理由も納得ですね。

そしてこれらの大事な２つの栄養素は牛乳に主に含まれているということです。

ではその次に気になるのは牛乳の種類ですよね。

 

 

牛乳は大きく分けて３種類

皆さんは牛乳に種類があるのをご存じですか？

恥ずかしながら私は食育を意識するまで全く知りませんでした(*/ω＼*)

基本はすべて「牛乳」だと思っていたんですが全然違うんですね～

大きく分けて３種類に分けられるのでそれぞれの違いを見てみましょう。

 

牛乳

生乳を加熱殺菌しただけのもので、他には何も加えていないもの。

水や添加物を加えることは一切禁じられている。

 

加工乳

生乳に脱脂乳、脱脂粉乳、クリーム、バターなどの乳製品を加えたもの。

濃厚ミルクや低脂肪乳といった商品名で売られているもの。

 

乳飲料

生乳に乳製品及び乳製品以外のものを加えたもの。

栄養強化や嗜好性向上のためのもの。

 

いわゆる牛乳が一番オーガニックという感じに近く、

子どもにも優先的に与えたくなるものですね。

もちろん味も乳飲料に比べて濃厚で美味しいです。

お子様には美味しくて何も加えていない「牛乳」を

飲ませたくなるのもとても分かります。

ただ一つだけ気にしてほしいのが、

「牛乳」は脂質が高めだということです。

 

私は自分の食事だけで子どもたちが

最低限必要なカルシウムや鉄分が摂取できているか不安があったので

栄養強化タイプの乳飲料を子どもたちに与えることにしました。

 

 

我が家の２歳双子には乳飲料を飲ませました

約1年間、1日200～250mlほどを飲ませ続けた結果２歳10ヶ月の双子君は

身長：95cm

体重：17kg

と誰に会っても実年齢以上に見えるくらい大きくとても健やかに育ってくれました♡

今思えば乳飲料だけでなく

ご飯もモリモリ食べてくれる双子君なので、

牛乳にそこまで頼らなくてもよかったかも知れません(笑)

ですが双子のイヤイヤ期なんて

食育を頑張れない時も投げ出したい時もあります．．．○|￣|_

だからこういう知識があるだけで

‘‘今日はサボりたいから牛乳やチーズ、ヨーグルトだけは食べさせておこう’’と

最低限の栄養素を知っていると

ご飯を作る側も上手に後悔なくサボれるのかなと思います。

牛乳で作ったシチューなどは冷凍ストックもできるのでパパっと済ませれます！

 

そして何より乳飲料でも子どもは十分に健康に育ってくれます。

完璧を求めないことが食育を続けられる秘訣でもあるので

食育のことをまずは知るところから始めてみてはいかがでしょうか？

明日には何を食べるか分からない子どもたち(笑)

心が折れないように選択肢が広がっていたら幸いです（*＾-＾*）