2歳の発語レベルとは？

双子は自分たちで会話を成立させてしまうから

言語の発達が遅れがちというのは聞いたことがあります。

１歳半検診の時に、
「１単語を３つほど発することはできます」

と保健師さんにお伝えすると、少し渋った顔をされました。
このときは、
『不安をあおらないでよ～！！』と心の中で叫びました（笑）
保健師さんのような立場の方に何ができるのか確認されると
それに対して答えられないことに
不安になる気持ちはすごい分かります。
ましてや双子だからなのかと、私はかなり不安になりました。

2歳健診では電話対応をして頂き、

その時も発語の確認をされ、

二語文は話せるようになってきたことを伝えると、安心した様子でした。

 

保健師さんのリアクションで

たしかに一喜一憂してしまいがちですが、

この段階で平均と比べて判断するのは
ちょっと早いのかなと思うのが私の思いです。

それ以上のアドバイスを頂ければいいのですが、

指摘だけされたら不安が残る一方ですよね。

それに子どもも

大人の言うことを理解できたり、
自分の考えを行動に移せたり、

泣いたり笑ったり感情を表現したり、
これらができるだけでも

コミュニケーションは十分にとれます。
それにこれらは双子じゃなくても起こりうる成長過程です。
性別の違いでもあることみたいなので、
双子の発育が遅れているかどうかは
２歳ではまだ判断しきれないところがあるので
焦らずにゆっくり待ってみましょう。

 

 

病院より児童センターがおすすめ

それでも心配がぬぐえないという方は、
お住いの支援センターや児童センターなどに行って
保育士さんや保健師さんに相談するのがおすすめです！
上記では保健師さんに対してクレームみたいになってしまいましたが（笑）、

健診よりもこちらの状況を細かく相談しやすかったり、
定期的に話を聞いてもらえるのは信頼性も変わってくるので、
そういう相談相手を見つけることはネットの情報よりも大事な繋がりと思います。

 

実際にわたしの場合は児童センターの保育士の先生です。

相手は何人も子どもを見守ってきたプロです。

子どもの様子や成長段階におけるアドバイスをしてくれますし、
親自身の不安も考えて話をしっかり聞いてくれます。

病的なプロよりも子育てのプロにまずは相談してみることがいいのかなと思います。

 

 

双子ならではの相乗効果

我が家の双子君たちは、
家から出ることがかなり少なかったので
親戚との交流がないだけでなくお友だちも全くおりません。

なので親以外の人に会う時は必ずと言うほど人見知りが発動して、
家でのテンションを出すことはほとんどできないでいます。

 

そんな2人と児童センターに初めて行った時のことです。

双子君たちはもちろん人見知りを発動して

平日毎日通ってもなかなか先生と

コミュニケーションをとることができなかったのですが、

双子弟T君のほうがだんだんと慣れてきたのか、

私がいなくても自分から先生のところに歩み寄れるようになったのです。

それを先生や私が褒めてるところを見ると

兄S君もだんだんと先生に心を開き始めました。

完全に先生や場所に慣れるまで3週間ほどかかりましたが今では、
『自分たちを迎えてくれる場所・人』という認識に変わったみたいで
行く回数が月２回の頻度に減った今でも
片方が「しぇんしぇ～♪（先生）」と言う様子をみて
もう一人が「しぇんしぇ～♪（先生）」と

言い出しやすくなっていて
そのまま先生のところへ遊んでほしそうに近寄っていきます。

 

他にも、

公園で必ず会うおじいちゃんおばあちゃんにも

全く同じような現象が起こり

双子の安心感みたいなものが

お互いの背中を押しているんだなぁと気付かされました。

 

あとは、

おやつを食べているときに弟T君が

「てばきぇれきぇれっ」

っぽいことを3回ぐらい言っていて

わたしは全く何を言ってるのか分からなかったんですが（笑）

隣で食べているS君が、

机の上のウェットティッシュを1枚取って

それでT君のこぼれたおかずを拭いてあげたんです！

私はそれを見てやっと

「◯◯(名前)、キレイキレイっ！」

と言っていて、
自分のところを綺麗に拭きたいのだと気がつきました。

 

 

私もこれには驚いて、

こうやって助け合うことができるなら

2人だけで会話することは決して

マイナスなことばかりではなく

むしろ双子だからこそ背中を押し合って
コミュニケーション能力や発語の成長が高まるんだと
私は２人を見ていて思いました。

これも双子育児でしか見れないことなのかなと
双子の親として幸せを嚙み締めてみませんか？(❁´◡`❁)