双子のイヤイヤ期、ついにきてしまいました…。
イヤイヤ期 vs イライラ期
わたしは子どもが産まれる前に、
“イヤイヤ期は本当はない”
という記事をどこがで読んだことがあり
そう思えるような育児をすることが
理想的なのかと自分の中でイメトレをしていました。
ところが今、目の前にイヤイヤ期であろう双子男児を目の前にしていたら、
“イヤイヤ期なんだから仕方ない”
と自分を安心させる言葉として使うべきだと心から思いました。
なぜなら、なんでもかんでも「いやっ!」と言われて
イライラせずにはいられないからです!!
子供に【イヤイヤ期】という時期に名前があるのなら、
親だって【イライラ期】という名前を付けてはどうだろかと思い始めています(笑)
自我が強く芽生えている2人の人間と
毎日一緒に過ごしているわけなので、
どんなことにでも「いやっ!」と言われたら、
イライラしても仕方がないことなのかと私は思います。
そのイヤイヤ期に対して生まれるイライラする気持ちなので、
一時的な【イライラ期】と思って、
やり過ごすことは決して悪いことではないと思っています。
ただそれをどう発散させるかが、
いつも頑張っているお母様、お父様と、かわいいお子様たちの
絆を強めることだと私は思います。
そもそもイヤイヤ期とは?
子供が成長する過程で
自己主張が激しくなる2歳前後の時期を指します。
自分の思いとは反したことを親がしようとすると
「いやっ!」と拒否をするようになります。
だから、イヤイヤ期が来るのは避けられない成長過程なんです。
では避けられないとしたらそれを予防する、回避する方法を
知っておくことが大切ですよね。
私のイヤイヤ期を回避する方法
①環境を作ること
家の中で遊びに夢中になっているときに、
「さぁ出かけるよ~」と言っても、
いきなり遊びを中断できる子はなかなかいないと思います。
親が頭の中で「次は〇〇をやってから△△しようかな~」という予定があるように、
子供ながらに「次は何をしようかな~」という予定やイメージがあるので、
次はこのおもちゃをあっちに持っていこうかなとしてるときに
親のそんな言葉など全く聞いていません(笑)
出かけるときだけではなく、
ご飯の前やお昼寝の前、お風呂の前などは
「いやっ!」が出やすいタイミングですよね。
そこで我が家で実践していることは、次の5つがあります。
◎外出などの大きな予定がある場合は朝起きて落ち着いているときに、一日の予定を伝える
◎会話の節々に、何時になったら(何分後に)出かけるよと伝える
◎出かける10分ぐらい前に、音楽や映像・電気を消す
◎おもちゃを少しずつ片付けて、すぐお片付けできそうな量のおもちゃは残しておく
◎親の準備が完了しているところをみせる
ということを子供に伝えることです。
やることがたくさんあるように見えますが、
実際はただ出かける前にやるであろう行動の順番が
整理されているだけなんです!
親が頭の中でイメージしていることは言葉にして、
子供を巻きこむことで、子供の意識を少しずつこちらにに向けることができます。
まずはひとり言でもいいので、とにかく言葉に出してみること。
そして3つ目以降は、
子供に向けながら話しかけてみるのがいいと思います。
もしここでお母さんたちに余裕があるなら
【目を合わせて伝える】とより効果がみれると思います。
これらを実際に私が毎日やっている会話に当てはめると以下のようになります。
◎2人を起こして座りながら水分をとっているとき
「今日は、〇〇公園に行くからね~」
◎ご飯を朝ごはんを食べているとき
「ご飯食べて歯磨きしたら、お出かけの準備するよ〜」
◎歯磨きしているとき
「ブラシ上手だからすぐ終わるね〜、そしたら靴下の準備しようね〜」
◎歯磨き終わったあとにオモチャをすぐ出していたとき
「あ、そのおもちゃで遊ぶのいいね!それが完成したら、またおもちゃを箱に戻せるかな?」
※このときに自分の準備をしたり家事をしながら、遊びのキリがいいところを見計らっています。
◎次のおもちゃを出そうとしていたとき
「次はそれで遊ぶの?楽しそうだね!でもその前に靴下とジャンパーだけ着れるかな?」
※身だしなみが完了したら、もう一度あそぶのもOK。電気を消したり、玄関の方から声をかけるなど、そろそろ出かける雰囲気を作る。
二つ目のおもちゃの遊び段階が終わりに近づいていたら、子供のそばにずっといる。
終わりを見届けて、一緒に片付けまでして、
「そろそろ出かけようかな〜」
と声をかける。
この一連の流れを普段から意識していることで、
子供も少なからず、
「片付ける ⇒ 出かける」など関連付けて覚えてくれます。
②子どもが選べそうなことは聞いてみる
我が家では朝、
パジャマから普段着に着替えをする時は
必ず2人に何色の服がいいかを聞いています。
もともと自分から選ぶことをしてほしいと思って始めたことでした。
それをするようになってから、
「じゃぁこの色の服を着たいなら、まずパジャマを脱いでからだね〜」
と、意外とこのように関連させて次の行動に移しやすいことが分かったんです。
これら二つの事前の行動が、
そもそも子どもたちに「いやっ!」を言わせない予防や回避に繋がります。
もちろん毎日思い通りにはいかないです(笑)
でも、習慣にすることで
必ず子どもは無意識にできるようになったり、
理解したりできるようになります。
そしてさらに言えるのは、
双子だからといって2人が同じタイミングで
「いやっ!」と言うことは意外と少ないんですよね。
なので同じことを何度も何度も言うことにはなりますが、
一人一人に伝えて対応していくのが
一番ベストな方法ということを私は実感しました。
子どもが受け入れやすい環境にしてあげること、子どもの意見を聞いてあげること
を1日一回ずつでもいいので取り入れてみてくださいd(^_^o)
親がイライラした時にする対処法
上で話したとおり、イヤイヤが起こる前に、
事前に対処ができればもちろんそれ以上なことはないんですよね。
でもそんな完璧にはいかないですし、
わたしたち自身も不調な時はあるので、
小さなことでもイライラしてしまうことはもちろんあります。
そこで私がイライラしてしまった時は、以下の4つを実践しているのでご紹介します。
①6秒待つ
②その場から立ち去る
③イライラした時に落ち着くルーティンを作る
④理想的な人・尊敬できる人をイメージする
①は、怒りのピークが下がるまで6秒かかるみたいなので、イラッときても6秒深呼吸して耐えると、その気持ちが落ち着くみたいです。
②は、旦那さんがよく使う方法みたいです。
一旦、走ってその場から逃げれば、子どももそれを追いかけようとして走ってきてテンションが上がってきて、楽しみながら空気を変えられると言っていました。
③は、私にとってとても重要なことで、月経などで情緒不安定になる時は何にイライラしてるかさえ分からなくなることがあります。
そんな時に私が自分に合ったルーティンとして、
・歌を聴いたり、映画やドラマを観てとにかく泣くこと
・大きな声で歌う、叫ぶこと
・誰かに話を聞いてもらうこと
この3つをすることで発散されることがわかりました。
④は、いきなり理想的な人といわれると有名人とか偉人とか、
漠然とした人をイメージしがちなんですが、
わたしはよく利用させてもらう児童センターの先生(保育士さん)を
ここに挙げさせてもらいました。
私の小さな相談でも親身になって聞いてくれ、
さらに私が心から救われる言葉をスッと伝えてくれる
とても心が広くて深い先生です。
相談したいときに限って雨だったりすると会いに行けないので、
わたしは電話をして泣きながら話を聞いてもらったことがあります(笑)
双子を連れて出かけることは
とてもハードルが高いことだと私は思うので、
電話でもとにかく誰かに話を聞いてもらうことで、
とくにお母さん(女性)は少しでも気持ちが楽になるんじゃないでしょうか。
そしてその理想的な人ならどんな行動をするのかを
イメージすることが大事なんだそうです。
これらの対処法は
こちらのYouTubeをいくつか参考にさせていただいたので、
お悩みの親御さんはぜひ一度参考にしてみてください。
ちなみになんですが、
私はこれらの自分ができる対処法をメモして、いつも目にするところに貼っています。
そうすることで忘れずに意識することができるので、おすすめします。
イヤイヤ期×イライラ期=親子の勲章
イヤイヤ期に一人っ子も双子も関係なく、
とにかくその場をやり過ごすのに必死でとても大変ですよね。
ただ、人それぞれ大変と感じるところは違うと思うのですが、
2人の子供を相手にして、「いやっ」と言われる回数が多くなることや、
親がイライラする可能性が多くなることは双子育児ならではだと思います。
一人に言ったこととまた同じことをもう一人に伝えることは、
私にとってひとつ余分な苦労なのかなぁと日々痛感しております。
今回はいくつか対処法をお伝えしましたが、
何よりもまず、
『双子育児を毎日無事に終わらせていること』を、
誇りに思ってほしいです。
私も毎日反省するばかりでなかなか自分を褒めることができず、
責めてしまうこともありますがこのブログを書いて改めて、
双子が元気に日々過ごしていることは幸せなことなんだと気付かされました。
大好きだから悩むということを忘れないようにしたいです。
私には1人育児や歳の差育児の大変さは分からないです。
だからこそ双子を育てている大変さを双子ママ同士や保育士さんなどに共感してもらい、
支え合いながら頑張っていければいいと思うんです。
自分の大変さを理解してくれる方がいることはとても支えになります。
そして、子どものイヤイヤ期にも、親のイライラ期にも必ず終わりはきます。
そう思って、今しかないお子さまの想いを少しずつ受け止めてあげられるように、
1日一回からでいいので対処法を実践してみてください!
家族の絆を強くしてくれる勲章になれば幸いです。
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